日曜日に久しぶりに住宅見学に行ってきましたので紹介したいと思います。
遠藤勝勧さんが設計されて萩原邸という昭和の住宅です。 竣工したのが1958年。今回色々な理由から持ち主の方が手放されてしまい、取り壊されてしまう可能性もあり見学できるのは最後かもしれません。 16帖の日本間を真中に据え、東側入口近くに事務所、反対側に寝室、北側に水廻りを納め二階に子供部屋や客間がある。屋根が二階の二間がそっと持ち上がる様に大屋根を持ち上げることでゆっくりとしたカーブを描く。(見学会紹介文より) 外観の見た目は屋根がとても印象的な建物です。 内部の空間も色々と工夫されていて取り壊されてしまう可能性があるというのはとても残念です。 年数が経っただけのいたみなどはありますが、手を加えればまだまだ住宅として生き返るだけに、こういった建物が無くなっていってしまうことに心苦しくなります。 当日は関係者の方や学生さん達が集まって建物の実測やスケッチなどをして賑わっていました。 常々思っていることですがこういう建物を見るとやはり考えてしまいます。 日本の風土に合った日本の建築。 こういった建物を再生させていくまちづくりはできないものかと。
by arc-shino
| 2015-06-01 15:31
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